Letter

実川物語2021年12月号

2月までに〇〇をやると植木が若返る

段々と寒くなってきましたね。

寒くなると植木や雑草が伸びなくなって管理しなくなるから嬉しいな!と思っている方も多いのではないですか?

実はこの冬で木のコンディションが変わる管理法があるんです。

それは「寒肥」です。なんて読むの?って感じですよね。これは「かんごえ・かんぴ」と読みます。

字の通り寒い12月~2月頃に行う肥料をさします。

冬は植木の根が休眠状態となりるので、周囲からの影響を受けづらい状態になります。

その時期ですと、土壌改良、植え替え、施肥などに最適な時期となっています。

土を掘り起こしても植木へのダメージが少ないからなのです。 この時期に肥料を与えることで時間をかけて分解され、春先に土に栄養が行き渡り、庭木の若返りに貢献してくれます。

では、どのような肥料の種類がオススメと言いますと「油かす」です。化学肥料のような即効性のものではなく、じっくりと土の質を変化してくれるものがオススメです!

もし、ホームセンターに行く機会がありましたら、油かすを購入して植木の根の周りにまいてください!

もし、「自分でやるのはちょっと大変」という方は冬の消毒に1、2月頃に各お客様のお宅に回ります。伺う前にご連絡しますので、その際に「冬の肥料も一緒にお願い!」と伝えて下さい!

2021年もありがとうございました!

今年もお仕事をさせていただきありがとうございました!

今年は新たにお仕事をさせていただくお客様が増えてとても充実した1年でした!

植木屋という仕事はお客さんと会える時間というのが1年の間で数回と限られています。
限りある時間の中でお客さんごとの1年間の中であった出来事や変化を聞くのがとても楽しみです。
また、来年も色々なお話を皆様から聞けるように健康に2022年も過ごしてもらえればと願っております。
2022年にまたお会いしましょう!

今月の頑固職人かおるくん